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『SAMURAI ROCK ORCHESTRA』
2027年 NEW CAST募集

準主役・梶原 颯 第1話
勉強中心の少年が、砂場の宙返りから『SASUKE』
そして舞台へ 梶原颯の意外な原点

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     梶原 颯

     (ゲスト・準主役)

​Hayate Kajihara
 

サムライ・ロック・オーケストラ(SRO)の舞台で、鍛え抜かれた身体と高い身体能力を武器に存在感を放つ梶原颯さん。

​

『SASUKE』で見せる圧倒的なフィジカル。俳優としての活動。そして今回の舞台では、準主役として物語の中心を担います。

そんな梶原さんに、SROの武藤智広さん、渡邊麻衣さんがじっくり話を聞きました。

​今回はインタビューを3話に分けてお伝えします。まずは、第1話として、体験プログラムや本番前の様子を含めてご覧ください。

​

 最初に飛び出したのは意外な言葉でした。

「僕、みんなみたいにアスリート人生を送ってきたわけじゃないんですよ。」

現在の姿からは想像しにくい、梶原颯という人の原点。

​

そこには、幼い頃から競技一筋で歩いてきたアスリートとはまったく違う道がありました。

​エリート校からの異端児

意外にも“勉強中心”

だった少年時代

 

「幼稚園受験して、小学校受験して、中学校受験して。中高一貫の、いわゆる進学校みたいなところに行って、大学受験して。」

梶原さんの少年時代を聞き、武藤さんと渡邊さんから思わず驚きの声が上がります。

​

今の梶原さんから想像するのは、幼い頃から運動漬けだった毎日。

しかし実際は、むしろ逆でした。

​

勉強を中心とした環境で育ち、中学ではサッカー部に所属。

高校は中高一貫校だったため、そのまま進学しました。

通っていたのは、東大や京大などの難関大学への合格者を多数輩出する

進学校として全国的に知られる洛南高等学校・附属中学校。

​

高校からはスポーツ推薦の選手たちも入ってきます。

​

陸上、体操、バスケットボール、バレーボール。

全国レベルの選手が集まる環境の中で、進学コースの生徒たちが本格的な運動部へ入るのは簡単ではなかったそうです。

「運動部はスポーツ推薦の子たちばっかりで、進学コースの子は入らない雰囲気だったんですよ。」

バスケットボールやバレーボールには、進学コース向けの“2部”のような活動もあったそうですが、基本的には楽しむための部活動。

​

その話を聞いた武藤さんが、

「頭良いんだ!」

と反応すると、梶原さんはすぐに笑います。

​

「いや、頭は良くないです(笑)。成績はめちゃめちゃ低かったし。一番頭良かったの、小学校の時です。」

​

ただ、その頃から一つだけ自覚していたことがありました。

​

自分は、身体を動かしている時が一番輝ける。

​

「運動するのが得意だったし、学校の中でも、そこが一番自分の中で輝ける場所だったんです。スポーツが好きだったから、大学に入ったら好きな運動をしたいなと思って。」

​

ここから、梶原さんの人生は大きく方向を変えていきます。

すべての原点は
サッカーの
「ゴールパフォーマンス」

大学から本格的に体操を始めた梶原さん。

しかし、そのさらに前に、アクロバットへつながる小さなきっかけがありました。

​

中学時代のサッカーです。

「結構、目立ちたがり屋だったんですよ。」

ゴールを決めた後、選手が派手なパフォーマンスをする。

そんな姿に憧れていたそうです。

ワールドカップなどで、選手が宙返りをする姿を見た時、

「かっこええ!」

と思った。

それが始まりでした。

​

誰かに習ったわけではありません。

梶原さんが向かったのは、砂場。

「砂場に向かって前宙したり、ロンダート、バク転、バク宙、前宙、側宙ぐらいまでは独学です。」

​

武藤さんから思わず、

「すごっ!」と声が上がります。

​

今では高度なアクロバットを当たり前のように見せる梶原さんですが、その最初の先生は、動画や自分自身の感覚。

​

練習場所は砂場でした。

​

そう聞くと、今の舞台にも

『決めた後の派手なパフォーマンス』があります!

大学から体操部へ。
「未経験では前例がない」と言われても入部

大学進学のタイミングで、梶原さんはスポーツ系の大学を選びました。

順天堂大学 スポーツ健康科学部

​

本当はトリッキングをやりたかったそうです。

しかし当然、大学にトリッキング部があるわけではありません。

​

そこで考えました。

アクロバットをやるなら、その土台になるものは何か。

出した答えが、体操です。

​

「せっかく大学に行くなら、部活を有効活用した方がいいと思って。

一番基本になるのが体操だと思ったから、体操部に入りました。」

 

ところが、その大学の体操部も名門。

入部してくるのは、ほぼスポーツ推薦の経験者です。

​

「勉強で入ってきて、しかも未経験で体操部に入る人は、歴代で一人もいないって言われたんです。」

 

それでも梶原さんは、

「無理やり入れてもらった。」

前例がないなら、最初の一人になればいい。

この時すでに、後の梶原さんにつながる性格が表れていたのかもしれません。

​

ただ、大学1年の途中から芸能の仕事が始まり、毎日練習の体操部との両立は難しくなります。

​

体操部に在籍した期間は長くありませんでした。

それでも、ここで得た身体の基礎は、その後のアクロバット

俳優活動、『SASUKE』、そして現在の舞台へつながっていきます。

『ウルトラマン』に出演しても
人生は突然変わらなかった

一方で、芸能活動では思い通りにいかない時期もありました。

「芸能の仕事って、大体思い通りにいかないことが多いんですよ。」

​

スポーツには、ある程度明確な基準があります。

タイム。

得点。

成功か失敗か。

​

しかし芸能には、

「これをすれば絶対に売れる」

という正解がありません。

「何をしたらグーンって跳ねるのかが分からない。仕事がない時期は、何をしたらいいかも分からず、暇な日だけが流れていく。それがすごくしんどかったです。」

​

特につらかったのは、30歳を前にした頃。

『SASUKE』にも出演し、俳優として『ウルトラマン』シリーズにも出演した後でした。

武藤さんと渡邊さんは、この話に驚きます。

​

外から見れば、『SASUKE』で結果を出し、『ウルトラマン』にも出演。

そのまま順調に芸能活動が広がっていったように見えます。

​

しかし本人の感覚は違いました。

「ウルトラマンにすごく期待してたんです。」

地上波で毎週放送され、国内外に多くのファンがいる作品。

出演が決まった時、

「ここから一気に行けるんじゃないか」

と期待したそうです。

実際、SNSのフォロワーは大きく増えました。

​

しかし、作品が終わったあと。

想像していたほど、仕事の状況は変わりませんでした。

「あ、別にそんな変わらんのやって。その時に『これはちょっとヤバいな』って思ったんです。」

​

一つの大きな作品に出演したからといって、人生が自動的に変わるわけではない。

​

そこで初めて、本気で芸能を辞めようかと考えました。

一度は一般企業へ就職。
「芸能だけ」に
依存しない生き方

悩んだ末、梶原さんは一度、就職活動をします。

そして実際に一般企業へ就職しました。

武藤さんと渡邊さんから、またしても大きな驚きの声。

「ええーっ!?そうなの!?」

芸能活動を継続できる会社を探し、仕事と芸能を並行していた時期があったのです。

​

現在はパーソナルジムなど、芸能以外にも自分の軸を持っています。

​

実は、この「別の軸」ができたことこそ、芸能活動を続けられた大きな理由でした。

「芸能だけってなると、絶対この道で売れないといけないし、この先もずっと活躍し続けないといけない。そのプレッシャーと不安がすごく大きかったんです。」

​

しかし、別の仕事を持ったことで、その依存から少し離れることができました。

「別の軸があるから、楽しく、ある程度安心して芸能もできるようになった。」

辞めないために、すべてを芸能に賭けるのではなくなった。

​

これは、一見すると遠回りに見えて、梶原さんが長く挑戦を続けるために必要な選択だったのでしょう。

誰にも見られていなくても
続けてきた「身体づくり」

そんな梶原さんが、長年変わらず続けてきたもの。

武藤さん、渡邊さんからほぼ同時に出た答えは、

「筋トレじゃない?」

でした。

​

梶原さん自身も笑います。

「もう生活の一部みたいになってるから、ずっとやってますね。」

​

目的は、ただ筋肉を大きくすることではありません。

俳優として見られる身体。

『SASUKE』へ挑む身体。

アクロバットをする身体。

舞台に立つ身体。

​

その時々に必要な姿へ向けて、身体を作り続けています。

誰かに褒められるからではなく、その先に目的があるから続く。

積み重ねてきた時間が、現在の梶原さんのパフォーマンスを支えています。

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ゴールパフォーマンスから
今がある

最後に武藤さんから、こんな質問が投げかけられました。

「振り返って、“あの時続けていたから今がある”と思うことは?」

​

しばらく考えたあと、梶原さんは笑いながら答えます。

​

「それで言うと……サッカー部のゴールパフォーマンスを続けてたから今がある(笑)。」

​

サッカーで目立ちたかった少年が、ゴール後に宙返りをしたいと思う。

​

砂場で独学のアクロバットを始める。

大学で体操部に入る。

芸能界へ進む。

『SASUKE』に挑戦する。

俳優になる。

そして今、身体表現を武器に舞台へ立っている。

​

一見、バラバラに見える出来事が、一本の線につながっていきます。

ところが最後に、さらに梶原さんらしいオチが。

​

「でも、本当にサッカーでゴール決めて、アクロバットのゴールパフォーマンスしたことないんです(笑)。」

その場は大笑い。

​

けれど、実際にゴールパフォーマンスをできたかどうかは、もう重要ではありません。

「やってみたい」と思った小さな憧れが、人生の方向を変えた。

​

あの時、砂場で初めて身体を宙に投げ出していなければ。

今の梶原颯は、いなかったのかもしれません。

​

勉強中心だった少年が、自分の「好き」を選び

前例のない体操部へ飛び込み、芸能界で迷い、会社員も経験しながら、それでも表現することを続けてきた。

順風満帆だから続いたのではありません。

​

思い通りにならない時にも、自分が続けられる形を探したから、今がある。

​

​

第2話では、SROの舞台で梶原さんが何を感じ、準主役としてどんな思いで作品に向き合っているのか。

さらに、武藤智広さん、渡邊麻衣さんとの関係や、舞台裏で見せる素顔にも迫ります。

『MUSCLE CIRCUS 』の舞台裏に参加して

梶原颯さんから元気をもらい、あなたの夢も叶えませんか?

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