『MUSCLE CIRCUS ~おもちゃの大冒険』出演者特集
「跳ぶ」ことで、人を笑顔にしたい。チアリーディングの
魅力を全国へ。小林凌大が挑み続ける理由。

小林 凌大
Ryouta Kobayashi
席から大きな歓声が響く。
軽やかに駆け出し、一気に空へ跳び上がる。
一瞬だけ時間が止まったような静寂。
そして、美しい着地と同時に劇場を包む大きな拍手。
サムライ・ロック・オーケストラ(SRO)『MUSCLE CIRCUS ~おもちゃの大冒険~』。
その舞台で、誰よりも高く宙を舞い、観客を魅了しているパフォーマーがいます。
チアリーディングパフォーマー・小林凌大さんです。
高校から競技を始め、全国大会で活躍。
福岡ソフトバンクホークスのアクロバットパフォーマンスチームを経て、2025年よりサムライ・ロック・オーケストラへ。
その挑戦の原点は、とてもシンプルなものでした。
「バク転ができるようになりたかった。」
しかし、その一歩が人生を大きく変えていきます。


バク転がやりたい。
その一歩が人生を変えた。
「競技を始めたきっかけは?」
そう尋ねると、小林さんは少し照れながら笑いました。
「単純に、バク転ができるようになりたかったからです。」
高校から始めたチアリーディング。
最初は純粋な憧れでした。
しかし、その才能はすぐに開花します。
2019年には九州大会高校部門で優勝。
同年のJAPAN CUP(全国大会)では高校部門6位に入賞。
翌2020年も九州大会を制覇し、大学では2021年九州大会準優勝。
全国レベルで戦う選手へと成長しました。
ですが、小林さんが目指していたのは、順位だけではありませんでした。
チアを、もっと多くの人へ届けたい。




2022年からは福岡ソフトバンクホークスのアクロバットパフォーマンスチームで活動。
そして2025年。
新たな挑戦の場としてサムライ・ロック・オーケストラを選びます。
そのきっかけは、YouTubeでした。
偶然おすすめに流れてきたサムライ・ロック・オーケストラの映像。
「ここならもっとアクロバットがレベルアップできる。」
そう感じたといいます。
しかし、その奥にはもう一つ、大きな想いがありました。
「チアリーディングを全国へ広めたい。」
その夢を叶えるには、多くの人に見てもらえる舞台が必要でした。
だからこそ、全国を巡るサムライ・ロック・オーケストラは理想の場所だったのです。
チアは、人とのつながりを教えてくれる。
小林さんに、チアリーディングの魅力を聞いてみました。
返ってきた答えは、技術ではありませんでした。
「信頼関係と団結力です。」
チアリーディングは、一人では成り立たない競技です。
相手を信じ、自分も信じてもらう。
その積み重ねが、大きな技を成功へ導きます。
だからこそ、仲間との絆は特別です。
「今でも連絡を取り合う友達のほとんどが、チアのチームメイトです。」
その言葉からも、この競技が人生そのものになっていることが伝わってきます。
さらに、小林さんはこう続けます。
「ホークスのアクロバットパフォーマーになれたのも、サムライ・ロック・オーケストラに入れたのも、チアを続けてきたからです。」
チアリーディングは、競技だけでは終わらない。
人生を変える出会いをくれる競技なのです。
そして最後に、こんな言葉も添えてくれました。
「基本的に誰でもバク転はできるようになります。周りとはちょっと違う特技が身につくので、おすすめです。」
その笑顔には、チアへの愛情が詰まっていました。



観客の拍手が
また挑戦する理由になる
もちろん、順風満帆ではありませんでした。
「やめたいと思ったことはあります。」
そう素直に話します。
それでも続けてこられた理由は、一つ。
「本番で、お客様が拍手してくれること。」
どんな苦しい練習も、その一瞬で報われます。
観客の笑顔が、自分の喜びになる。
それがパフォーマーという仕事です。
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命を預かる緊張感。
舞台で最も緊張する場面。
それは、自分が目立つ技ではありません。
サーカスアクロバットパフォーマー・川原拓也さんの高難度演技をサポートする瞬間です。
川原さんは、高所での片手倒立やローリングバランス、組技など、世界でも唯一無二の技を披露するパフォーマーです。
その技は、わずかなズレも許されません。
「もし自分がミスをしたら、自分だけでは済みません。」
仲間の命を預かる責任。
だからこそ、一瞬たりとも気を抜けない。
華やかな舞台の裏には、絶対的な信頼関係があります。


実は、人見知り。
舞台では笑顔で飛び回る小林さん。
しかし普段は意外な一面があります。
「人と話すのが苦手です。」
さらに、アニメや漫画が大好きな二次元ファン。
得意なのは絵を描くこと。
スマートフォンの壁紙も自分で描いたイラストです。
さらに料理好き。
なんと粉からパスタを作るほど本格派。
豪快なパフォーマンスとのギャップに思わず親しみを感じます。
テーマは「跳ぶ」。
今回演じるのは、猿のおもちゃ「アビー」。
そして、自分のパフォーマンスを一文字で表すなら。
「跳ぶ。」
"飛ぶ"ではなく、"跳ぶ"。
自らの力で踏み切り、空へ向かう。
それがチアリーディングです。



今回の舞台では、チアならではの組み技やジャンプが大きな見どころ。
ぜひ、その一瞬を見逃さないでください。
臥薪嘗胆。
最後に、今の自分を一言で表してもらいました。
返ってきた言葉は、
「臥薪嘗胆(がしんしょうたん)。」
苦労を重ねても、目標を忘れず努力を続ける。
まさに小林さんらしい四文字熟語でした。
最近は海外旅行を目標に英語の勉強も始めています。
競技だけでなく、人としても挑戦を続けています。

舞台の裏側にも
小林凌大がいる
『MUSCLE CIRCUS ~おもちゃの大冒険~』では、本編だけでは味わえない特別な体験があります。
バックヤードツアーでは、本番直前の緊張感や、仲間と声を掛け合うリハーサル、舞台裏でしか見られない素顔を見ることができます。
公演後のサイン会では、舞台では見られない穏やかな笑顔で迎えてくれるでしょう。
「一度来てくださった方が、また来てくださることが本当に嬉しい。」
そう話す小林さん。
その言葉には、応援してくれる一人ひとりへの感謝が込められていました。
高く跳び、仲間を支え、観客を笑顔にする。
その一つひとつの跳躍には、「チアリーディングを全国へ広めたい」という夢が込められています。
バク転に憧れた一人の高校生は、今、全国へ夢を届けるパフォーマーになりました。
そして今日も、小林凌大さんは新たな一歩を踏み切ります。
その"跳ぶ"瞬間を、ぜひ劇場で体感してください。
