『SAMURAI ROCK ORCHESTRA』
2027年 NEW CAST募集
「夢を諦めない。その姿で、誰かの夢になりたい。」
暮田雄斗が「アーティストになる」夢を追い続ける理由

暮田雄斗
(ゲストダンサー・振付)
Yuto Kureta
キャストの中でも、ひときわ目を引く存在が暮田雄斗さんです。
高身長のすらりとしたスタイルに、まるでフィギュアのような小顔。
舞台に立っているだけでも自然と視線を集めます。
サムライ・ロック・オーケストラ(SRO)『MUSCLE CIRCUS ~おもちゃの大冒険~』で時計のおもちゃ「チック・タック」の一役を演じる暮田雄斗さん。
ところが、暮田さんの本当の魅力は動き出した瞬間にあります。
一気に加速するキレのあるダンス、鋭いターン、そこから繰り出されるアクロバット。
そして、小顔からは想像できないほど大胆で豊かな表情。
その動きは、時にカメラで捉えることさえ難しいほどのスピード感です。
高身長でスタイリッシュな佇まいから一転、動き出した瞬間にステージ上で爆発するエネルギー。
そのギャップも、暮田雄斗さんの大きな魅力です。
一度はやめたダンス。
18歳で、もう一度始めた
暮田さんの出身は神奈川県。
ダンスとの最初の出会いは、小学生の頃でした。
地元のダンススクールに小学1年生から6年生頃まで通っていましたが、一度はダンスから離れます。
その後は部活動に励み、高校時代はアルバイト中心の生活を送っていました。
再びダンスと出会ったのは18歳。
専門学校へ進学した頃でした。
「何か趣味が欲しいなと思ったのがきっかけでした。」
始めた場所はEXPG。
最初は、あくまで趣味でした。
ところが、続けていくうちに少しずつ気持ちが変わっていきます。
もっと上手くなりたい。
もっと大きな舞台に立ちたい。
そして気づけば、ダンスは「趣味」ではなく、人生を懸けて追いかけるものになっていました。

初めて見た
ドームの景色
そんな暮田さんにとって
今も忘れられない景色があります。
「一番印象に残っているのは、
初めてバックダンサーについて、ドームに
立たせてもらった時の景色です。」
何万人もの観客。
広大な会場。
ステージから見える無数の光。
三代目 J SOUL BROTHERSのバックダンサーとして
音楽番組にも出演。
さらに5大ドームツアーやスタジアムツアー
アリーナ公演、MV、CMなど
数多くの現場を経験してきました。
客席から憧れていた世界。
その真ん中に、自分が立っている。
その経験は、暮田さんの夢をさらに大きくしました。
オーディションで
何度も突きつけられた「不合格」

華やかな経歴の一方で、暮田さんの歩みは
決して順風満帆ではありません。
BMSGのオーディションやtimelesz projectなど
複数のオーディションに挑戦してきました。
オーディションの世界は残酷です。
どれだけ努力しても、最後には
「合格」か「不合格」という結果が出ます。
「やめたいと思ったことは、めちゃくちゃあります。」
不合格を突きつけられるたび、
「自分はもうやらない方がいいんじゃないか。」
「違う道に進んだ方がいいんじゃないか。」
そう思ったことも、一度や二度ではありませんでした。
それでも、また立ち上がります。
なぜ続けられるのか。
答えは、やはり夢でした。
「アーティストになりたいんです。」
そして、その先には自分だけではない未来があります。
「自分のパフォーマンスで誰かを笑顔にしたい。」
「自分を見て、『こうなりたい』って
夢を持ってもらえる人になりたい。」
さらに、ここまで支えてくれた両親や、関わってくれた人たちへの恩返しもしたい。
夢を叶えることは、自分自身のためだけではなくなっています。
「自分はこれでいい」と思えた瞬間
暮田さんにとって、大きな転機になったのが
EXPG時代でした。
EXPGでは、レベルによってクラスが分かれています。
上のクラスへ進むためには
オーディションに合格しなければなりません。
そして、バックダンサーやツアーなどの仕事を
得るためには、さらに上を目指す必要があります。
一番上のクラスの一歩手前。
そこで暮田さんは、自分自身と徹底的に向き合いました。
「多分、あの時期が一番努力したというか
一番自分と向き合った時期でした。」
そして、ついに最上位クラスへ。
その経験が、自信につながりました。
「そこから人前で踊る時も、『自分はこれ』と
思えるようになりました。」
誰かの真似ではない。
自分自身の踊り。
その感覚をつかんだ瞬間でした。



SROで出会った
新しい「身体表現」
暮田さんがSROと出会ったのも、EXPGがきっかけでした。
声をかけてもらい、舞台へ出演。
そこから新しい世界が広がりました。
SROに出会う前、アクロバットについては
ほとんど知識がなかったといいます。
しかし、周囲にいるのは体操、新体操
トランポリン、チア、サーカスアクロバットなど
それぞれの世界で身体を極めてきたパフォーマーたちです。
「いろんな経験をしたいので
いろんなことに挑戦させてもらっています。」
ダンサーだった暮田さんが、今では舞台上でアクロバットにも挑戦しています。
自分が持っていなかった武器を、一つずつ増やしていく。
SROは、暮田さんにとって
新しい挑戦の場所にもなっています。
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時計のおもちゃ「チック・タック」
今回の『MUSCLE CIRCUS ~おもちゃの大冒険~』では、時計のおもちゃ「チック・タック」を演じます。
二人で見せるダンスシーンは、暮田さん自身も緊張すると話す大切な場面です。
「自分たちだけの時間なので、いい意味で緊張します。」
相手役となるのは石川羚華(いしかわ れいか)さん。
同じEXPG出身ですが、在籍していた校舎が違ったため、二人が出会ったのはSROでした。
暮田さんが石川さんについて語った言葉も印象的です。
「周りがすごく見えていて、すぐ動ける。真面目で、見習いたいなって思います。」
同じ環境でダンスを学んできた二人。
だからこそ分かる呼吸や感覚もあるのでしょう。
二人の個性が交差するチック・タックのダンスは、ぜひ注目したいポイントです。



振付にも挑戦。
そして
アクロバットへ
暮田さんが今回、特に見てほしいと話す
もう一つの場面があります。
2幕後半、フラッグ演目の後に続くダンスシーンです。
この演目では、暮田さん自身が振付にも関わっています。
ダンサーとして踊るだけではなく
どう見せるかを考える側へ。
さらに、その中ではSROで出会った
アクロバットにも挑戦しています。
「サムライに来てから得たものなので、
そこも見てもらいたいです。」
ダンスだけではありません。
踊る。
振り付ける。
身体を飛ばす。
新しい技術を吸収する。
「もっといろんなことに挑戦したい。」
その気持ちが、舞台上の
一つひとつの動きにつながっています。

本番前は定番のドリンク
ここまで聞くと、とてもストイックな印象ですが
本番前のルーティンは意外にシンプルです。
「定番のドリンクを飲みます。」
そして本番前に考えているのは、
「今日来てくれているお客さんを楽しませたい。」
その一点。
リハーサルではオンとオフを大切にしています。
やる時はやる。
休む時は休む。
そして鏡がある時には、ただ振付を確認するのではなく、自分のシルエットがどう見えているのか
まで細かく研究します。
「ダンスは、ただ踊ればいいわけじゃなくて
見せないといけないので。」
ドームで何万人もの観客を前にしてきた
ダンサーだからこそ、「見せる」
ということへの意識があります。
舞台では「バイブス」。家では静か
場を盛り上げるのが得意。
仲間といる時はにぎやか。
そんな暮田さんですが、一人になるとまったく違います。
「家ではすごく静かだと思います。
1人の時間が好きなので、ボーッとしています。」
舞台では全身から熱量を放つ。
一方、家では静かに過ごす。
そのギャップもまた、暮田さんらしさです。
本人が、自らのパフォーマンスを
一言で表した言葉は、「バイブス」。
まさに、その言葉通りです。
踊る技術だけではなく、表情、身体
そしてその場の空気まで使って、客席の温度を
一気に上げていきます。
写真だけでは伝わらない。動画でも追い切れない。
静かに立つ姿の美しさと、動き出した瞬間に
解き放たれる圧倒的なエネルギー。
その“静と動のギャップ”こそ
生の舞台で体感してほしい暮田雄斗さんの魅力です。

Never give up
最後に、「今の自分を一言で表すなら?」と尋ねました。
答えは、
「Never give up。」
そして最近改めて感じているのは、
「継続は力なり。」
結果が出ない日もあります。
不合格になることもあります。
自信を失うこともあります。
それでも、続ける。
地道でも、前へ進む。
なぜなら、その先に叶えたい夢があるからです。
「今挑戦していることは、夢を叶えることです。
アーティストになることが夢なので
それに向かって頑張っています。」
『MUSCLE CIRCUS』の舞台で暮田雄斗さんを見る時
ぜひダンスの上手さだけではなく
その奥にある「諦めない人の熱量」にも
注目してください。
バックヤードツアーやリハーサル見学では、舞台上とは違う表情や、仲間と作品をつくり上げる姿にも出会えるかもしれません。
そして、もしサイン会などで直接会える機会があれば、ぜひ感想を伝えてみてください。
暮田さんにとって、お客様の存在は
舞台を続ける大きな力です。
何度不合格になっても、夢は終わらない。
何度立ち止まっても、また踊り始める。
いつか自分が憧れたように
今度は自分自身が誰かの夢になるために。
暮田雄斗さんの挑戦は、まだ途中です。
